インフルエンザ感染地区とタミフルドライシロップ

インフルエンザウイルスの感染力は侮れません。インフルエンザによる学級閉鎖や学校閉鎖などもあるように、1人が感染すると、その後何人も感染して行きますので、特に抵抗力の弱い子供の場合は、予防対策をきちんと採る必要があります。基本的にはうがいや手洗い、そして規則正しい生活をさせることなどが挙げられます。予防接種もありますが、インフルエンザには様々なタイプがあり、必ずしもその年流行のタイプに対応できないのがデメリットといえます。また最近は事前にタミフルなどの薬を飲むことで、感染を防ぐという方法もあります。
大人の場合、タミフルはカプセルであることが多いのですが、子供の場合はドライシロップと呼ばれる、粉末の物が処方されることが多いです。これをヨーグルトとかオレンジジュース、ココアなどに混ぜて飲ませることで、感染を予防するわけです。内科のクリニックにいえば、予防目的であっても処方してもらえます。ただこの場合は、インフルエンザと診断されてから処方してもらうわけではないので、保険は適用されず、全額実費負担となります。もちろん大人が予防目的で飲む場合も同様です。
住んでいる地域がインフルエンザ患者の多い、いわゆるインフルエンザ感染地区の場合などには、この予防方法はかなり有効です。しかし薬だけを飲ませて、あとは夜更かしをさせるとか、うがいや手洗いをさせないというのはやはりいただけません。基本的な予防をまず行い、そのうえで薬を飲ませることで、はじめて完璧な予防対策になるといえます。特にインフルエンザ脳症や脳炎と呼ばれる、熱による意識障害になりやすい小さな子供は、まず感染させないように周囲の大人が気を付けてあげましょう。もちろん、人混みの中に連れて行くようなことも、できれば避けるようにしてください。